
暑い日が続いた沖縄も少しずつ涼しくなり、そろそろ鍋の季節が近づいてきました。
鍋に欠かせない大根おろしにとろろや生姜のすりおろし。おろすには意外に力が必要です。そこで今回は、いままでのおろし器とはひと味違う「楽おろし」のご紹介です。
鍋のテーブルにプラスして使えば、大根や薬味もその場で楽におろせて、いつもよりおいしく楽しくなること間違いなしです。

「楽おろし」は島根県にある石見焼窯元、元重製作所で生まれました。
だれもが使いやすく丈夫なすり鉢とおろし器の専門メーカーとして、石見焼きの伝統を守り続けています。

一般的なセラミックのおろし器は型押しによって作られます。
その場合、刃が鋭いと型から抜く際に折れてしまうため、ある程度刃の先端を丸くする必要があり、あまり鋭くすることができません。
そこで元重製作所は徹底的に刃の鋭さにこだわり、5年の歳月をかけて技術を一から開発。
セラミックの塊を砕いてできる鋭い破片を独自の技術で器の上に配置し、その鋭さを活かしたおろし器をつくりました。

鋭いセラミックの刃一つ一つがしっかりと食材をとらえるので、驚くほど軽い力でおろすことができます。
さらに底面に滑り止めのシリコンゴムが付いているので、片手でもすりおろせるほどの抜群の安定感。テーブルを傷つけることもありません。
セラミックは耐久性があるため、切れ味も長続き。また表面には釉薬がかけられており、ガラス質なので色移り、におい移りの心配もほとんどありません。お手入れは水で流すだけで簡単に済ませることができます。

サイズは大根など大きい食材には「大」、にんじんや長芋にぴったりの「中」、薬味用の「小」の3サイズ。
そのままテーブルに並べれば、鍋を囲む食卓もにぎやかに。こだわり抜いて作られた楽におろせる「楽おろし」と一緒に、家族や友人と鍋を楽しんでみてはいかがでしょうか。